類似品　　作詞・作曲／小川アリア

君と僕はどこか似ている

食べ物の好き嫌いとか

猫よりも犬派だったり

聴いている音楽もそうだ

類似品の君と大事に愛し合って

笑いながら手と手取り合って進んで行く

そんな風に僕ら続いていけばなんんて

期待感と少しの不安を抱いている

君と僕はどこか似ている

この世界に絶望していて

誰の事も信じていなくて

もう死んでしまいたいと言う

類似品の君と大層傷付け合って

怒り狂って心抉っては立ち止まる

そんな事を僕ら続けていくのかなと

恐怖心となぜか嬉しく思っていた

類似品の君とお互い許し合って

頬を伝う涙拭いつつ見つめ合う

誰もきっと意味がわからない僕らの日々

僕らだって意味がわからない僕らの日々

類似品の君とお互い認め合って

真っ赤な血を流しお互いを貪って

そうしないと僕ら生きていく事が出来ず

依存しては深く求め求められる

欠陥品の僕と類似品の君

不良品の君と類似品の僕

廃棄物の僕と類似品の君

価値の無い君と類似品の僕